Web更新のコーディング支援とマニュアルサイト構築で、業務効率と顧客体験を両立

| クライアント | 株式会社ハウロードシステム |
|---|---|
| 業種 | システム開発 通信・IT・ソフトウェア |
| クライアント規模 | 非公開 |
| 導入サービス | バックオフィスサポート |
| 支援期間 | 24か月以上 |
課題・解決・効果
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課題
・ニッチかつ機能範囲の広い商材特性上、Web上での継続的な情報発信が不可欠だった
・記事公開に伴うコーディング作業の負担が大きく、運用効率に課題があった
・約200ページに及ぶ商品マニュアルをPDFで配布しており、更新・案内に工数がかかっていた
・業務量の増加により、分析や改善に十分な時間を確保できない状況だった -
解決
・PassageがWeb記事更新に伴うコーディング作業を代行し、日常的な運用負荷を軽減
・ルーティン作業を切り出すことで、Web運用体制の安定化を実現
・約200ページのPDFマニュアルをWebサイトとして再構築
・単なるPDF移行ではなく、1ページ単位で構成・意図を整理したマニュアルサイトを構築
・継続的な更新・改善が可能なWeb運用基盤を整備 -
効果
・コーディング支援により、週あたり約1.5時間の工数削減を実現
・記事の分析・改善に時間を割けるようになり、運用の質が向上
・マニュアルサイト導入により、顧客の自己解決が進み、電話での操作案内工数を約1/3削減
・顧客の商品理解が深まり、上位互換商品への関心喚起やクロスセルにつながるケースが発生
・業務効率化だけでなく、顧客体験と売上の両面に好影響を創出
はじめに
建設業向けの業務システムは、業務範囲が広く専門性も高いため、「機能や使い方をどう伝えるか」が課題になりやすい領域です。
ハウロードシステム様も、見積・受注・原価・販売管理までを網羅するシステムを提供する中で、Webを活用した情報発信とサポート体制の強化に取り組まれてきました。
本事例では、Web記事更新のコーディング支援(バックオフィス業務代行)と、200ページ超のPDFマニュアルをWebサイト化する取り組みを通じて、業務効率化・分析時間の確保・顧客体験の向上・売上面への成果が創出に繋がった成功事例をご紹介します。

ハウロードシステム様について
ハウロードシステム様は、建設業に特化した「見積・受注・原価・販売管理」領域のシステムを提供する企業です。
石川県に拠点を置き、北海道から沖縄まで全国の建設業のお客様に利用されています。
ご担当者様-「建設業さんに特化した、見積もりから受注・原価・販売管理までのシステムを販売しています。石川県の会社ですが、全国のお客様に使っていただいています。」
導入前の課題①:毎日更新のWeb運用を“1人”で回す限界
ハウロードシステム様では、ニッチな領域の商品だからこそ「何をできるのか」「どう使うのか」を継続的に伝える必要があり、毎日1本ずつ機能や活用方法を紹介する記事更新に取り組まれていました。
ご担当者様-「ニッチなジャンルなので、こういう商品があるよっていうことを世の中に知らせたい。機能や魅力が多くて、書いても書き足りないぐらいなんですけど、それを伝え切れていないのが問題でした。」
一方で、記事公開に必要なコーディング作業も含め、企画・執筆・運用を一人で担う体制には限界がありました。
ご担当者様-「企画から執筆まで1人でやっていて、コーディングも含めて回すのは限界がありました。コーディングは1記事20分くらいなんですけど、毎日となると365×20で結構な時間になるんです。」
導入の背景:外注の難しさと“コーディングだけ”のジレンマ
過去に記事制作会社へ外注を試したものの、商材ジャンルの特殊性(ニッチさ)から、ライティング代行はうまくいかなかったといいます。
ご担当者様-「記事制作会社さんにお願いしたことがあったんですけど、ジャンルがニッチなのでライティング代行がうまくいかなかったんですね。」
その結果「外注できるならコーディングだけ」という整理になりましたが、コーディングは1本あたり20分程度で量が多い。
専門会社に頼むほどでもない一方、社内で抱えるには重い——このジレンマがありました。
ご担当者様-「20分くらいでできる作業が量としては多い。だからコーディング会社さんに頼むほどでもないし、頼める量でもないし、どうしようかなと。」
きっかけ:『それ、できますよ』という提案と信頼の積み重ね
転機となったのは、別件でのやり取りの中でPassage側から「そのコーディングも対応できますよ」と提案があったことでした。
ご担当者様-「パッセージ様にそれができるよって言われたのが、割と寝耳に水みたいな状態でした。そんなこともお願いできるんですか、みたいな。」
また、以前からテスト作業を依頼しており、その仕事ぶりが「丁寧で細かいところまでやってくれる」と信頼につながっていたことも、依頼の後押しになりました。
ご担当者様-「テスト作業をお願いしていた時に、丁寧で細かいところまでやってくださっていて、信頼がかなり高かったんです。」
立ち上がり:翌日〜翌週でキックオフできるスムーズさ
初めてコーディング業務を外部に依頼する中で不安もあったものの、立ち上がりは非常にスムーズだったといいます。
ご担当者様-「お願いして、その翌日とか翌週ぐらいからキックオフできたぐらいスムーズでした。」
「毎日やらなきゃいけないことって重いじゃないですか。でも突っかかる部分がなくスムーズにやってくださってる。」
コーディング支援の成果:工数削減で“分析”に時間を回せるように
コーディング工数が削減されたことで、週あたり約1時間半程度の時間が生まれ、これまで手をつけられていなかった分析・改善に着手できるようになりました。
ご担当者様-「1日20分とはいえ、365日分なので。1週間にすると1時間半くらい浮かせられました。」
「今までは書いて書きっぱなしだったんですけど、書いた結果こうなってる、反響あったな、みたいな分析に割り当てられるようになりました。」
“作る”だけで終わらず、効果を見て改善するという、Web運用として本来やるべきサイクルが回り始めた点が大きな変化です。
さらに大きな変化:属人体制からの脱却とコア業務への集中
「それ以上に大事」と語ったのが、メンタル面の改善です。
支援者がいることで、毎日の更新を継続する心理的負担が軽くなり、運用のリズムも整ったといいます。
ご担当者様-「それ以上に大事なのがメンタル的な部分ですね。孤軍奮闘しているように感じていたところに伴走してくださる方がいることで、自分自身の意識も自然と引き締まるようになりました。」
また、細かな作業を任せられることで、得意とされるライティングにリソースを集中できるようになった点も成果でした。
—「細かい作業が多くて自分が不得意だったところを巻き取ってくださるので、逆に自分の得意なライティングにリソース当てられるのですごく助かってます。」
導入前の課題②:200ページ超のPDFマニュアル運用が限界に
もう一つの課題が、約200ページに及ぶ商品の使い方マニュアルです。
これまではPDFでお客様へ渡していましたが、ページ数が多く、更新・案内にも工数がかかっていました。
- 更新のたびに修正が大変
- 「どこに書いてあるか」の案内に手間がかかる
- 「Webサイト化しよう」という発想自体が現実的ではない
そこでPassageの支援を得て、マニュアルをWebサイトとして掲載する取り組みをスタートしました。
ご担当者様-「当初は本当に効果が出るのか分からない、お客様が使ってくれるか分からない状態での立ち上げでした。」
マニュアルサイト導入の成果①:自己解決が進み、電話工数が体感1/3に
公開から約1年が経過し、最も大きな変化として挙げられたのが、お客様による自己解決の増加です。
- マニュアルサイトを見て操作方法を理解するお客様が増えた
- 電話での操作案内工数は体感で約1/3程度削減
- 「URL案内だけで解決」できる場面が増加
マニュアルサイト導入の成果②:お客様の“自発的な学習”が生まれた
マニュアルがWeb化されたことで、必要なタイミングで必要な情報へアクセスできるようになり、お客様が自発的に商品理解を深める行動変化が見られるようになりました。
想定外の成果③:好影響につながる反響も
さらに想定外だったのが、マニュアルを読んで新しい使い方を知り、上位互換の商品に興味を持ってもらえるケースが出てきたことです。
結果として、業務効率化だけでなく、売上面にも好影響を感じられる取り組みになりました。
なぜ成果につながったのか:丁寧なページ制作と意図理解
柴様は今回の成果について、単にマニュアルをWebに載せただけでは実現できなかったと振り返ります。
- ページ数が多い大変な作業でも、1ページずつ丁寧に制作してくれたこと
- 意図を汲み取って、狙い通りに反映してくれる安心感があったこと
ご担当者様-「Passage様がいなければ、そもそもマニュアルサイト作りましょう、という話にもなっていませんでした。」
「単にマニュアルをWeb上に掲載しただけでは実現できなかったと思っています。」
「ページ制作を丁寧に対応していただいたことが今回の結果につながったと感じています。」
最近ではお客様から「この内容も載せてほしい」というリクエストも出てきており、完成度への評価を実感されています。
評価ポイント:意図の理解と反映が“安心して任せられる”につながる
ご担当者様-「ここはこういうふうにしたいって説明したら、なるほどってすんなり汲み取ってくださって。その後もちゃんと反映されてるなって伝わってくるので、安心して任せられるのが大きいです。」
今後の展望:500記事達成後は“リライト・手入れ”へ
記事更新は「もう少しで500記事達成」という節目にあり、達成後は更新頻度を調整しつつ、既存記事のリライト・テコ入れに取り組む方針です。
数が多く1人では難しいため、そのタイミングでも支援を活用したい意向です。
どんな会社におすすめか
Passageが特にフィットする企業像として、次のようにいただきました。
ご担当者様-「自分じゃなくてもできるけど手間がかかる業務。しかも、どう依頼すればいいか言語化が難しい業務を抱えている会社さんには、すごく合うと思います。」
「どこからお願いすれば…でもお願いしたいことはある、という会社さんに是非使っていただきたいです。」
【企業プロフィール】
株式会社ハウロードシステム

