事業の立ち上げを、安心して進められる体制へ。伴走型の業務支援で実現したバックオフィス事業基盤づくり

| クライアント | 株式会社シンフォニード |
|---|---|
| 業種 | BPO・バックオフィス支援 |
| クライアント規模 | 非公開 |
| 導入サービス | BPO・バックオフィス支援 |
課題・解決・効果
-
課題
・SES事業における契約、請求、更新管理など、正確性が求められる業務が多岐にわたっていた
・作業報告書の確認や請求書発行など、毎月継続して発生する業務に時間を要していた
・営業担当者ごとの売上や粗利、担当クライアントなどを管理する必要があった
・事業の立ち上げや変化に合わせて、必要な業務を担う専任人材を社内に配置することが難しかった -
解決
・既存の経理業務支援を起点として、SES事業の契約・請求関連業務まで支援範囲を拡大
・シンフォニード様の業務内容や契約条件を理解しながら、作業報告書の確認から請求書発行までを支援
・営業担当者別の売上・粗利管理や、契約更新時期の確認・アラートを実施
・新規事業の立ち上げ時には、ターゲットや営業リストについて双方で意見を交わしながら、進め方を一緒に検討 -
効果
・多岐にわたるバックオフィス業務を、安心して任せられる運用体制を構築
・社内で専任人材を置くことが難しい業務について、継続的に相談できる環境を形成
・事業の立ち上げ期に、必要な実務を共に担うパートナーとして事業推進を支援
・特定の業務だけを代行する関係ではなく、事業フェーズに応じて役割を広げられる長期的な関係へ発展
はじめに
新しい事業を立ち上げ、継続的に成長させていくためには、営業や顧客へのサービス提供だけでなく、その活動を支える業務基盤が欠かせません。
一方で、事業の立ち上げ期や成長の途中では、必要となる業務が変化しやすく、一つひとつの業務に専任の人材を配置することが難しい場合もあります。
今回ご紹介する株式会社シンフォニード様も、事業を展開する中で、経理や契約、請求、営業管理など、さまざまなバックオフィス業務に向き合われていました。
シンフォニード様とパッセージの取り組みは、2021年に、新卒採用支援事業における営業活動のサポートから始まりました。
その後、経理業務やSES事業のバックオフィス業務へと、事業フェーズに合わせて支援領域が広がっています。
本事例では、シンフォニード様とパッセージが、必要な役割をその都度一緒に考えながら、どのように事業を支える関係を築いてきたのかをご紹介します。
株式会社シンフォニード様について
株式会社シンフォニード様は、人材サービス事業を展開されている企業です。
新卒採用支援事業や人材紹介事業などを通じて、企業と人材のより良い出会いを支援されています。
今回は、代表の松田様に、パッセージとの取り組みが始まった背景や、長く支援を継続している理由についてお話を伺いました。

事業の成長とともに増えていった、細かな管理業務
シンフォニード様がパッセージへ依頼されていた業務の一つが、SES事業に関するバックオフィス業務です。
SES事業では、契約書の管理に加えて、毎月提出される作業報告書の内容を確認し、稼働時間に応じて請求金額を調整する必要があります。
さらに、請求書の作成・発行、営業担当者ごとの売上や粗利の管理、契約更新時期の確認など、複数の業務が継続的に発生していました。
松田様:「SES事業では、契約書周りのサポートや、毎月の作業報告書をもとにした請求書の作成をお願いしていました。営業ごとの担当クライアントや売上、粗利の管理、契約更新時期のアラートなども依頼していました。」
いずれも事業を安定して運営するために欠かせない業務ですが、それぞれの確認項目が細かく、正確性も求められます。当時は業務が多岐にわたっていた一方で、これらを担う専任人材を社内に配置することが難しい状況でした。
松田様:「業務が多岐にわたっていて、当社の中で専任の人を置くことがなかなか難しかったというのが実態です。」
単純に業務が整理されていなかったのではなく、事業に必要な業務が増えていく中で、社内の人員だけですべてを担うことが難しくなっていたことが、外部パートナーへ相談する背景にありました。
新卒採用支援事業の立ち上げから始まった関係
シンフォニード様とパッセージの取り組みは、2021年に始まりました。
最初の相談は、シンフォニード様が展開していた新卒採用支援事業に関するものでした。
新卒向けイベントをより多くの企業へ届けるため、新規のアプローチ業務をパッセージが支援したことが、両社の最初の接点となりました。
松田様:「新卒採用支援事業で、新卒向けのイベントを販売したいという話があり、新規の架電をお願いしたのが最初のコンタクトだったと記憶しています。」
その後、経理関連の業務を支援する中で、SES事業の契約書や請求に関する業務についても相談をいただきました。最初からすべての支援内容が決まっていたわけではありません。
シンフォニード様の事業が変化し、新たな業務が必要になるたびに、「この業務も一緒に進められないか」と相談を重ねながら、少しずつ支援の範囲が広がっていきました。
一緒につくった、事業の立ち上げを支える体制
シンフォニード様とパッセージの取り組みは、決められた作業をそのまま引き受けるだけの関係ではありませんでした。特に印象的だったのが、新卒採用支援事業の立ち上げ時に行った営業リストの作成です。
新しいサービスをどのような企業へ届けるのか。どのような企業が対象として適しているのか。
明確な正解がない中で、シンフォニード様とパッセージの担当者が何度も意見を交わしながら、ターゲットを整理していきました。
松田様:「新卒事業の立ち上げ時期は、リストの制作がかなり大変でした。どういうターゲットが良いのかという話を、パッセージの担当者と何度も繰り返したことは印象に残っています。」
事業やサービスについて最も深く理解しているのは、シンフォニード様です。一方で、実際のアプローチを形にし、運用へ落とし込むためには、リストの設計や実務を進める役割も必要になります。
シンフォニード様が持つ事業への理解と、パッセージが担う実務支援を掛け合わせながら、一つのチームとして立ち上げを進めていきました。
数字では表しきれない「安心・安全な運用」
パッセージとの取り組みを継続している理由について、松田様から挙げられたのは「安心・安全な運用」と「信用できること」でした。
松田様:「安心、安全な運用をしてくれること。信用できることが一番大きいと思っています。」
事業の立ち上げ期や、社内だけでは十分なリソースを確保できない場面において、必要な業務を安心して相談できる存在には、数字だけでは測れない価値があります。
松田様:「売上や粗利にどのくらいインパクトがあったかは説明しづらいですが、立ち上げの時期にフォーカスすると、いてくれないと困る存在だったというのが正しいと思います。」
華やかな成果を前面に出すのではなく、必要な業務を着実に進め、事業を止めないこと。シンフォニード様にとって、その安心感が長く支援を継続する理由となっています。
長く続く関係の背景にある、近い距離でのコミュニケーション
シンフォニード様とパッセージは、2021年から継続して取り組みを重ねています。その関係を支えてきたのは、業務内容だけではなく、必要なときに率直に相談できる距離の近さでした。
決められた業務の完了だけを報告するのではなく、進め方に迷う場面では一緒に考え、状況が変われば役割を調整する。こうしたコミュニケーションを積み重ねることで、特定のサービスだけに限定されない関係が築かれてきました。
新卒採用支援事業の営業活動から始まり、経理、SES事業の契約・請求管理へと支援が広がっていったことも、その信頼関係の表れです。
事業フェーズに応じて、必要な役割を共に考える
企業が成長していく中では、必要となる支援も変わっていきます。新しい事業を立ち上げる時期と、運用を安定させる時期では、外部パートナーに求められる役割も同じではありません。
シンフォニード様との取り組みも、営業支援から始まり、経理やSES事業のバックオフィス支援へと変化してきました。
一つのサービスを固定的に提供するのではなく、その時々の事業状況を共有しながら、どのような役割が必要なのかを共に考える。今後も、そのような関係を大切にしながら、シンフォニード様の新たな挑戦を支えていきたいと考えています。
まとめ
株式会社シンフォニード様とパッセージの取り組みは、特定の業務を一方的に委託・代行する関係ではありませんでした。2021年に始まった新卒採用支援事業の立ち上げでは、どの企業へアプローチするべきかを一緒に考え、ターゲットやリストを形にしていきました。
その後は、経理業務やSES事業における契約・請求管理など、シンフォニード様の事業を支えるバックオフィス領域へと、取り組みの範囲が広がっています。
こうした支援を続けることができたのは、シンフォニード様が事業の状況や必要な役割を率直に共有し、パッセージを同じチームの一員として迎えてくださったからこそです。
立ち上げ期の負荷が大きい場面で、共に考える機会をいただいたこと。
事業運営に欠かせない大切な業務を、長く任せていただいていること。
これからもシンフォニード様の歩みを尊重しながら、必要なときに安心して相談いただけるパートナーとして、共に事業を支えてまいります。
【企業プロフィール】
株式会社シンフォニード



